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【H15.4】
Q8 暗書
Q9 検定試験の申し込み

【H15.5】
Q10 簡字
Q11 筆圧
Q12 書き誤り
Q13 速度練習
Q14 文章練習
Q15 同文章・同テープの繰り返し学習
Q16 検定試験での失点

区切り線


Q8 暗書
 今回は、「暗書」に関して質問をさせていただきます。
1)速記を学習していく上で、暗書という練習法は不可欠なものでしょうか?
2)暗書した速記文字は、反読・反訳をしたほうがいいでしょうか?
3)暗書した速記文字を、元の文章と照らし合わせるというやり方では練習にならないでしょうか?
4)書きっぱなしではいけませんか?
 [H15.4]

A8 暗書(ユー)
 暗書についての質問ですが、結論を言えば、暗書した速記文字は、反訳までしなくても反読はした方がよいかと思います。
 私が考える暗書というのは、
1.自分の速度に合わせて書く練習ができる
2.単群・単群でシャープをとめずに速記文字を書く練習になる
3.一々速記文字を目で確認せずに感覚的に書く練習になる
と思うのです。
 私は、暗書の練習をした当初、書いた速記文字を見てみると、長さや角度が不正確だったり、円がつぶれていたり、速記文字同士くっつけるところがくっついていなかったり、またひっかけるところがひっかかってなかったりと、予想以上に全然読めませんでした。そういう状態で暗書の練習をしていても、効果は少ないと言えます。
 反読というのは、そういう不正確な部分、自分の悪い癖を矯正するために行うという程度に考えてよいのではないかと思います。そして結果的に、普通に速記文字を見ながら書くのと同じ速記文字を書けるようになればシメたものです。
 かといって、書きっぱなしでは効果がないかと言われれば、そうでもありません。とにかく、「どんな言葉が出てきてもシャープをとめずにすらすら書けるように」という点から言えば、効果があります。
 私の行う暗書は、ほとんどが書きっぱなしです。そして、たまに原文帳の数枚をチラチラとめくっては読めない文字を探し、その原因を調べるという方法です。まあ、効果のほどは全部反読・反訳することに比べれば小さくなるかもしれませんが……。
 なお、高速度級のレベルになると、書いた速記文字を一々目で確認しにくくなり、感覚的に書いていくことにもなりますので――まさに暗書の書き方です――そういうレベルの人は暗書で書いた速記文字を反訳するとよいでしょう。

A8 暗書(タッチ)
 暗書(あんしょ)とは、漢字仮名交じりの文章を目で追いながら、手元を見ないで速記文字を書く練習です。必要以上に速くなくてもよい、なるべくきれいに、ずっと同じペースで書くように、と当時師匠から指導がありました。
 ユーさんが書かれたように、高速度になると、目で見た情報によって書き方などを軌道修正していくことが難しくなり、ぼんやりと原文帳(速記ノート)を眺めながら書くといった状態になります。
 暗書も、手元を見ないという点では、ある意味それと似た状態になり、長さ、角度などの狂いがくっきりと暴露され弱点が表れ、速記文字が手についていない部分がよくわかります。また、すぐに速記文字が出てこない単語にぶつかると手が止まります。そうしたことから、自分の練習の指針が見えてくるわけです。
 普段は耳から聞いた速度練習を行い、たまには暗書・反訳してみたりして、その結果をまた速度練習にフィードバックさせていく、といった方法もいいでしょう。
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Q9 検定試験の申し込み[1]
 速記の検定試験の申し込みをしたいのですが、どうすればよいでしょうか? また、どのようにして申し込み票を取り寄せたらよいのでしょうか?
 [H15.4]

A9 検定試験の申し込み[1](ユー)
 受験票・志願票は日本速記協会にありますので、連絡すると郵送してくれますよ。
 申込み方法は、私のHPの「速記技能検定試験要領」を参考にしてください。
 受付は4月中となっていますが、融通はきかせてくれると思います。
 受験に行かれたら、次回のことも考えて、受付において受験票・志願票をもらっておくとよいでしょう。

Q9 検定試験の申し込み[2]
 日本速記協会からの受験票・志願表の取り寄せは電話でするのでしょうか? それとも手紙とかメールでしょうか?

A9 検定試験の申し込み[2](道楽おやじ)
 社団法人日本速記協会へメールで問い合わせをしても、いつ開くかあてにはなりませんので、電話か手紙の方が確実だと思いますけど。
 土日祭日は休みです。電話連絡は午前9時から午後5時までにされた方がよいでしょう。

A9 検定試験の申し込み[2](タッチ)
 速記協会も人手不足なので「速記検定の願書希望」などの旨を書き添え、切手を張った自分のあて名記入済みの封筒を同封して申し込むのが、たぶん一番早いと思いますよ。
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Q10 簡字
 早稲田式に「簡字」という用語があることを知りました。当該速記法の法則から導かれた省略法からはチョッと外れてはいても、「簡単に書けて便利な符号」という意味で総称している専門用語、と解釈しておりますが、本当のところはどうなのでしょうか? ご教示願います。
 数学では、ゆえに(∴)、なぜならば(∵)といった符号がありますが、それでは実際にこれらの記号が速記(簡字)として使えるかどうかと考えた場合、これは非常に無理があるように思います。
・簡字は自分で作ってよいものでしょうか?
・自作する場合の基本的な考え方や留意点を教えてください。
 [H15.5]

A10 簡字(ユー)
 「簡字」ですが、簡単に言ってしまえば「略語」「略字」ということですね。――正確に言えば「略語」と「略字」は意味が少し違うみたいですが。
 専門学校在学中には聞きなれなかった言葉ですので、改めてその当時のテキストを開いてみると、ありました。「簡字」の言葉に対する説明書きはなかったのですが、そこに載っていた言葉は、「私・日本・経済・すなわち・やはり」等々、活用のない名詞・接続詞・副詞ばかりでした。そして巻末には、「略字」と称して、活用のない言葉とともに「忙しい・動く・おもしろい・話し合う」等々の活用する言葉も入っていました。
 佐竹式では、「最終形の速記文字」ということで「簡字」という言葉をよく使うようですね。広義の簡字、狭義の簡字というのもありますので、余り難しく考えなくてもよいのではないかと思います。
 簡字は、自分でつくっても結構です。活用しない言葉なら、意外と簡単につくれるでしょう。
 その際に気をつけなければならない点は、
1.線の量が少なくなり、簡単に字になっているか
2.書きやすい線で構成されているか
3.ほかに同じ形の速記文字あるいはよく似た形の速記文字(易誤文字)がないか
4.活用のある言葉については、すべての活用形が一定の法則に従って書けるか
といったところでしょうか。
 自分だけの速記文字というのも、おもしろいですよ。

A10 簡字(タッチ)
 狭義には、省略法を応用してもなお書きにくく、該当する省略法がなく、しかも頻度が高いものの画数を少なくしようとつくられたものです。
 例えば△と書いて「すなわち」、○を書いて「あたかも」など。私のHPのトップにある速記文例中の「すべて」もそうです(「すべて」の「べ」からきている)。これらは五十音の文字(基本文字)や省略法とは全然関係なくつくられているので「純粋簡字」と呼ばれています。
 簡字は、数が増えると覚えるのに苦労するので少ないほどいいが、適度にあるとこれがまた効果的になります。佐竹式には純粋簡字のほか、拡張簡字、代使簡字、縮線簡字、整線簡字といった分類がありますが、もちろんいちいち分類を考えながら速記しているわけではなく、手が覚えたら理屈は忘れます(^^;
 自分で考えるのは楽しく、端的に言って、自分が読めさえすればどんな字形になっても構いませんが、ほかの文字と紛れないかどうかの検証が必要です。
 またユーさんが書かれたように「本当に書きやすく読みやすくなっているか」は大切で、ここをはずすと「趣味の文字」の範疇になります。最初は他人には勧めない方がいいかもしれません… といっても、周囲にはいないか(^^;
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Q11 筆圧
 速記文字を書くにあたって筆圧はどのように調整したらよいのでしょうか?
 [H15.5]

A11 筆圧(ユー)
 ○○さんの言われる筆圧というのは、強過ぎるのでどのようにしたらよいかというお尋ねと思います。
 筆圧が強いということは、いい意味で言うと必死になっているということですね。でも、ほとんどの場合、余りいい意味では使われません。
 筆圧が強いと、場合によっては原文帳を破ったり、シャープの芯を折ったりもします。その原因は、シャープを強く握り占め、原文帳に押しつけて書いているからです。解消策としては、簡単に言えばシャープを軽く持つことです。その練習法としては、シャープの芯を例えば1センチほど出して書く練習をすればよいでしょう。強く握り過ぎれば当然ポキッポキッと芯が折れますので、自然と軽く持つようになります。
 また、腕・手首が堅いのもその要因の1つとして考えられます。練習する前に、ウオーミングアップとして渦巻き線や円を書くなどして、腕・手首を柔らかくしておきましょう。
 さらに、速度に追いついていかなくなって焦ると、これまた筆圧も強くなります。そんな場合、例えば速記文字は書かずにその速度(で朗読された録音テープ)を一度聞いてみてください。きっとそんなに速くないと思います。そうして、自分の今の速度に置きかえて書くのです。ちょっと言葉では説明しにくいのですが、聞き方によってゆっくり聞こえてきます。
 最後に、その人の癖というのもあります。
 これらが複合的に絡み合っていることが多いと思いますが、練習すれば一定直すことができるでしょう。

A11 筆圧(タッチ)
 筆圧は、普通の仮名漢字を書く時みたいに強く握ると非常に不利ですので、軽く握った方がいいですね。原文帳(速記ノート)は普通は書道半紙なんですが、下の紙に書いた跡が残らないような感じがいいでしょう。
 あと、ペンの持ち方も関係している可能性もありますね。子供でも大人でも、妙な持ち方をしているのを散見しますが、こと速記は指先の自在度が低いと結構なハンディになることも多いので、正しい持ち方を覚えるのが最短コースかもしれません。
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Q12 書き誤り
 実用の場(検定試験も含め)で、速記文字を書き誤った場合の対処法をご教示願います。
 誤って書いた速記文字に×印を付け、その右隣から書き直していけばいいのでしょうか?
(1)「×」ではなくて、特殊な(間違えの目印)マークのようなものがあるんでしょうか?
(2)さらに、「×」やマークを書く余裕がない場合はどうするのでしょうか?
(3)さらにさらに、書き直す余裕がないような場合はどうしたらいいんでしょうか?
 実力ぎりぎりの速度で練習している場合などは、ほとんどが(3)のケースです。
「間違えてしまった」という心の動揺が尾を引いて、その後に影響を及ぼすことが多いのですが、書いている最中に、この同様を解消する方法、気分を立て直す方法などを是非教えてください。
 [H15.5]

A12 書き誤り(道楽おやじ)
 実力のぎりぎりで練習をしている場合に余裕がないときには、私だったら瞬間的に抜かして、すぐに次の体勢を整えます。そのときには単語を1つ分空白にしておきます。
 特に「検定試験」の場合は、深追いをすると後続の速記文字が乱れますのでミスを多く出す原因になります。深追いは禁物です。焦りも禁物です。
 もし、余裕があれば、書き間違った行で書くのをやめて、次の行から正しい速記文字を書く方法もあります。
 まだ余裕がある場合は、○印か×印、斜線を2本「//」引くこともあります。
 練習のときは、書き損なった速記文字を何回も練習をしてスムーズに書けるようにしましょう。

A12 書き誤り(ユー)
 私も、よく書き間違えます。
 書き間違えて書き直すときは、右隣からというのはよくないですね。後で、書き間違った部分がイキているのかどうかわからなくなってしまいますから。書き直しは、「間違えた速記文字の下」に書きましょう。
(1)書き間違えたときの、決まった特殊なマークというのはないと思います。
 でも、「×」は時間的に損ですね。まず「/」を書いて、今度は逆方向に「\」ですから。その点、同じ2線でも「//」、「=」なら速く書けます(「=」の方が、書き終わった先から次の速記文字が書けるので、さらによいです)。また、山型の「Λ」なら一筆で書けるので、もっと速く書けます。
 私のホームページの「文章練習の仕方」を参照してください。
(2)書き直せたものの、間違えた部分に印を入れる余裕がない場合は、何も書かなくても構いません。ただし、書き直した速記文字を間違った速記文字の下に書くことが前提ですが。
 なお、書き直す場合は、最低限の速記文字にしておくことが重要です。その単群を全部書くと、時間的に非常に損ですから。
(3)書き直す余裕もないときは、その部分にアンダーラインを入れておくとよいでしょう。そして、書き終われば、記憶があるうちにそのアンダーラインを探して書き直したり反訳しておくのです。
 気分を立て直す方法ですが、精神面では、ため書きをして「いつかどこかで追いつける」という強い気持ちを持つか、逆に「後で読めなくたっていい」と開き直るかのどちらかですね。
 間違えてもすべて書いていれば、後の反訳段階で、前後の文章からその書き間違えていた部分がわかることもあります。さらに、正解の言葉がよみがえってくることも。何も書いていなければ、そのきっかけがなくなりますから絶望的です。
 私は、道楽おやじさんとちょっと考え方が違うかもしれませんが、やはり粘って書いてほしいですね。あきらめ癖がついてしまうと、実務では恐ろしい結果を招くことになります。
 まあ検定試験に限って言えば、失点数が少ないうちに思い切って抜かすという方法もありますが、でも練習では余りそういうことをしない方が私はよいと思います。
 それから実際面では、道楽おやじさんも言われているように、行を新たにしたり、ページを新たにするというのは、私もよくやります。

A12 書き誤り(天然堂)
 ほぼ書ける実力があるのに抜かしてしまうという場合、もちろん速記文字や省略法の問題もありますが、精神的な要素もかなり大きいと思います。
 特に気をつけないといけないのは、勝手に自分で「限界」をつくってしまうこと。1〜2語つまずいただけで精神的に余裕がなくなって、「もうあかん」って感じでポンと抜かしてしまう。これは気をつけないと癖になります。本当は立て直して追いつく力があるのに、自分で先にあきらめてしまうんですね。
 その辺、あと一歩の「粘り」をつける訓練も必要になります。検定などの本番でいきなりやると被害が大きくなるので、普段の練習の中で、1問だけでもいいですから、「絶対に抜かさない」という覚悟?を決めて、線が崩れようが、嘘を書こうが、とにかく何かしら速記文字で書いた「跡」だけは残すというような練習もしてください。これは集中力がケタ違いですので、1問でくたくたになってしまうかもしれませんが。
 「もうあかん」と感じても、数語遅れでねちこく食い下がっていくと、その後に簡単な省略法を適用できる言葉が来てすっと追いつけたりすることもあります。この辺、どれだけ我慢できるか、まさに自分との闘いですね。そういう意味でも、やはり速記は一種の「スポーツ」だと思います。
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Q13 速度練習
 速度練習をする際の教材して、
(1)身近にいる人に文章を読んでもらう。
(2)販売されている朗読テープを手に入れる。
(3)自分の声で朗読テープを作る。
(4)テレビやラジオを利用する。
 さて、
(1)なかなか、協力してくれる人はいません。
(2)入手方法を教えてください。
(3)問題文は、検定試験の過去問を利用するとした場合、事前準備や朗読の際の注意点やコツを教えてください。また、途中で読み誤った場合は、最初からやり直した方がいいでしょうか?
(4)演歌なら書けますが、サザンの曲は書けません。国会中継は難しくて手が出ません。適当な番組がありましたら教えてください。
 もしも、これ以外に方法があれば、是非教えてください。
 [H15.5]

A13 速度練習(タッチ)
 日本速記協会でテープを扱っているようです。http://www.h2.dion.ne.jp/~sokki/syuppanbutu.html

A13 速度練習(天然堂)
 5番目の方法として、私の運営する「STENO2000」の「学習者バンク」に登録するという方法もあります。登録していただくと、過去の検定問題を朗読した練習用テープを1本、プレゼントさせていただいています。
 あと、ニフティー会員限定ですが、電子速記フォーラム内にタッチさんが朗読したものがアップされてませんでしたっけ? あれをホームページの方でもご提供いただくようお願いするというのも、1つの有力な手かなと。
 以上、宣伝やら教唆やら? http://www2s.biglobe.ne.jp/~L-Fairly/s-bank.htm

A13 速度練習(ユー)
 ○○さんは、普段どのようにして練習しているのでしょうか?
(1)一番身近な人というのは家族でしょうが、断られることが多いかもしれません。
 また、読みなれていない人に、ある速度で、同じ調子で読んでくれというのは無理かもしれません。何度も読んでもらううちに要領がわかってくるでしょうけど。
(2)朗読テープは、タッチさんが言われるように日本速記協会で取り扱っています。
 ○○さんは、どのくらいの速度で練習しているのでしょうか? 1級や高速度(分速360字)のテープなら私の自宅にあるのですが。
(3)まず事前準備として、検定問題文に30秒ごとあるいは15秒ごとに印を入れておきます。そして、左手にストップウオッチ(時計でもOK)を持って、ストップウオッチの時間と問題文の印をにらみ合わせながら朗読するだけです。
 その「だけ」ですが、問題文によって、読み方も変わってきます。漢字が多ければ速く、逆に片仮名や平仮名が多いとゆっくり読むことになります。時計を見ないまま、漢字の多い部分の読み方で片仮名や平仮名部分を朗読すると、結果的に速度が速くなってしまいます。そこをうまく調整して朗読してください。
 なお、過去の検定問題文も、日本速記協会で販売しています。
 それから、読み間違えても、別に気にしなくて結構です。速記は発音どおりに書くものですから、検定試験用の練習としては、意味が通じなくても正確に書く練習になるかもしれません。実際、検定試験においては、検定委員も生身の人間ですから読み間違うことだってあります。
 なお、自分で朗読することは、その速度を朗読を通じて知ることにもなるので、速度練習の1方法にもなります。
(4)演歌は、速度的に余り速くないし、言葉もとらえらやすいのですが、最近の歌は書きにくいですね。テンポが速いこと、音として、また言葉として聞き取れないことが原因だと思います。そのように思うのは年のせいでしょうか?
 また国会中継も、検定試験に向けての練習としては余りふさわしくありません。話し言葉ですから、速度が一定していないし、発音がはっきりしなかったり、専門用語が出てきたり、「あのー」「まあー」とかの不要語もたくさん出てくるでしょうから。
 私自身、余り見たり聞いたりしないのですが、NHKの番組はどうでしょうか? それでも速くて書けない場合は、録音して、再生するときに速度を落として練習することができます。スピード調整のついたテレコを持っていればの話ですが。でも、テレビ番組等では、えてして名前・地名・会社名等の固有名詞がたくさん出てきたり、漢字の言葉が続くことがよくあるので、書きにくいですね。

A13 速度練習(道楽おやじ)
 身近の協力者でも、速記の経験がない方には朗読をしてもらわない方がよいでしょうね。とんでもないところで区切って読んでくれます。できれば速度練習の経験がある人がよいでしょうね。
 手っ取り早い方法は、社団法人日本速記協会で販売をされているテープもありますが、ご自分で朗読をされた方がよいですね。
 過去の検定試験も利用ができますし、新聞の社説を使用して文末を変える方法もあります。現在はパソコンの時代ですから、社説を入力してから「あります体」などに変えて使う方法もありますし、逆に砕けた文体「あるんですね、あったんですよ」と変えて練習をする方法があります。
 朗読問題文には、15秒ごとに区切りを入れておくとよいでしょうね。そうすれば、誤差が少ないと思います。私はストップウオッチを使って朗読をしておりましたが、時計と違っていつでも好きなときに、朗読を開始できるからです。最近の腕時計にはストップウオッチの機能がついていたように思いますけど。
 朗読をする場合には問題文には一度目を通しておくとよいでしょうね。読み間違いもあります。
 朗読練習になれてくれば、朗読文に目を通さなくても、速度別に一回で読めるようになります。
 私も「速記学校」の夜間部で指導をしていたときには、朗読文は目を通さないで、速度別に一回で読んでおりました。実際問題として、朗読問題文に目を通す時間がなかっただけのことですが……。
 「速記学校」の朗読では、わざと読み間違える、ということもやりました。生徒が間違いに気がつくかどうか、試したことがあります。照合のときには正しい方でやります。ほとんどの生徒は読み間違いに気がつきませんけど……。自分が書き間違ったと思っているようです。読み間違いに気がつく生徒は優秀な生徒です。毎日、同じ手は使いませんけど、忘れたころに行っていました。 
 途中で読み間違えた場合は、時間がある場合は最初から読み直しをされた方がよいでしょうね。
 昔、某市議会の会議録で練習をしたことがありますけど、非常に書きにくかった記憶が残っております。まだ国会の会議録の方が書きやすかったですね。
 ところで、私はサザンの曲は知らないんです。最近の歌謡曲は聞きませんので……。やっぱり「おやじ族」なんでしょうかね。私の場合はテレビも「ニュース」しか見ませんので……。
 昔のことですが私は浪曲を聞くのが好きだったので、双葉百合子の歌謡浪曲「岸壁の母」などで、速記の練習をしていたことがあります。
 遙か昔には「講談速記」というのがありましたね。また「講談速記本」も売れたようで、速記者も大分儲けたとか……。
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Q14 文章練習
 "V式でらくらく合格 速記入門"という本で速記の勉強をしています。
 本に掲載されている文章を練習する場合、自分で朗読テープを作ればいいのでしょうが、まだ耳から聞いて書けるレベルまでには達していません。
 そこで、お伺いします。
・文章を見ながら速記の符号を書く方法では練習にならないのでしょうか?
・録音する機械がなかった時代の人たちは、どうやって一人で練習したのでしょうか?
 [H15.5]

A14 文章練習(タッチ)
 段階によっては、必ずしも耳からの練習がいいとばかりはいえないように思います。
 朗読を速記できるレベルにない、ということですので、文字を見なくても覚えられる程度の単語や文章を暗記し、それを書く練習もどんどんやっていきましょう。
 その際、速度に追われないわけですから、テキストに書いてあるようなきれいな文字で書くよう心がけてください。速記文字は速い速度になればなるほど崩れますから、基本をしっかり手で覚えるのが大事です。
 また、録音する機械がなかった時代は、適当な早さのラジオ番組を調べ、それを聞いて速度練習をするとか。早稲田式では、通教生のために「ワセダ速記の時間」というのがラジオであったそうです。
 通教生が多かったころは、各地の公民館などで、学習者の自主運営による共練会(共同練習会)も開かれていたりしました。私も、土日にそういうところをハシゴしたクチです。ときには青年の家などを借りて合宿などしたりして、なかなか楽しかったですね。いまは、共練会は非常に少なくなってしまいました。
 本当に独りだった人は……どうしてたんでしょうね(^^;
 一度練習を見れば一目瞭然なんですが、独習だとすべてが手探りになってしまうのですよね。いずれ時間とおカネがあったら、練習しているところをビデオクリップか何かにしてアップしたいところです。

A14 文章練習(ユー)
 まず、「文章を練習する場合」ということですから、基本文字はすべて学習したとの前提ですね。
 その前に。御存じのとおり、文章というのは単音→単語→単群(単語の集まり)→文章という形で構成されているので、大切な基礎である単音がすらすら書けるよう、文章練習前にウオーミングアップとして単音練習されることをお勧めします。("V式でらくらく合格 速記入門"P150〜153を参照してください)文章練習を始めると、ついそうした練習が忘れがちですが、何事にも基礎が肝心ですから。
 それで本題ですが、これから文章練習を始めようという段階であれば、朗読テープでの練習はまだ少し早いでしょう。
 文章練習においても、最初のうち、文章を見て速記文字を書いて、その自分の書いた速記文字が間違っていないか手本で確認するということから始める方がよいと思います。いきなりテープ練習をすると、速度にとらわれて正確な速記文字が書けなくなるおそれがあります。そして、ある程度すらすら書けるようになればテープによる練習を始めてください。
 1人で速度練習をする方法に、以前にも書いたことがありますが、「暗書(アンショ)」というのがあります。
 これは、問題文のみを見て、自分の書いていく速記文字を全く見ないで、シャープをとめることなく同じ速度で速記文字を書いていく練習法です。なれないと、どうしても自分の書いた速記文字を目で追いながら書いてしまいますが、そうすると速度的に遅くなり、速度練習の効果が薄れます。
 でも、初級の人は正確に書くことの方が大切なので、速記文字を確認しながら書いていく方がよいですね。(速度練習にはなりませんが、文章練習にはなります)
 また、テレビやラジオから流れてくる発言を書くのはまだ無理でしょうから、例えばスローテンポの曲をかけて練習してはどうでしょうか? これは結構楽しいですよ。私も、学生時代、学校長が、森昌子が好きだったんでしょうね、「せんせい」「夕顔の雨」という曲をかけて練習をしたことがあります。
 最近はスローな曲が少ないですね。私が主催するサンハートでは、速記講座開講日に、一昨年は「明日があるさ」、昨年は「亜麻色の髪の乙女」をかけて私たちが実演しましたし、またクリスマス会では「きよしこの夜」をかけて学習者に書いてもらいました。そういえば、童謡など、どうでしょうか。自分で歌いながら書くと、速度調整もできますよ。
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Q15 同文章・同テープの繰り返し学習
 同じ文章、同じ朗読テープを何回も繰り返し速記するという練習は、学習効果があるでしょうか。
 [H15.5]

A15 同文章・同テープの繰り返し学習(タッチ)
 同じ文章を書くことは、もちろんよい効果があります。
 最初に書くときは、どこかしらよどんだり、書きにくいところがあったりするものですが、2度目以降は、そこをクリアするように頭が働き、いずれ1カ所もブレーキがかからず、流れるように書くことができるようになるはずです。
 すると、少なくともその文章に出てくる言葉に関しては、速記できる自信を持つことができるでしょう。
 また、ほかの文章でひっかかっておもしろくないようなときや、速い文章を書いて線が荒れたようなときは、書き慣れた文章に戻って、気息や筆を整えることができます。
 だから、自分が最も気分よく書ける、おはこのテープを持つことはいいことだと思います。

A15 同文章・同テープの繰り返し学習(天然堂)
 私が通った速記学校では、1つの問題を飽きるほど何回も練習させられました。最後の方は本当に飽きてきて、手を抜いて遊んでしまったりもしましたが、それでも何回か書いていると、「角がとれる」というんでしょうか、何かそういう効果があります。手を抜いていいところ、きっちり書かないといけないところなど、感覚的にわかってくるようになります。

A15 同文章・同テープの繰り返し学習(ユー)
 同じ文章、同じ朗読テープを何回も繰り返す練習は、もちろん効果があります。
 ○○さんに関しては効果のほどは小であるかわかりませんが、初級の人は特に効果大です。
 テープ練習で引っかかる原因に、その言葉が書きにくかったり、省略文字を使っている場合は未消化だったりということが考えられます。そこで、もうその文章は嫌なので次の文章を練習しようと思われるかもしれませんが、ちょっと待ってください。引っかかる原因がわかれば、それが上達のかぎになるのです。その言葉をイメージとしてインプットできるまで何度も何度も練習して、自分の苦手な速記文字を克服することができるからです。逆転の発想です。極端に、もう文章を覚え切ってしまい、朗読するより先に速記文字を書いてしまうほどまで書き込めれば、きっと上達しているはずです。
 また、その文章を完全消化できれば、再生時にスピード調整できるテレコを持っている人はもう少し速度を上げて練習することができますし、さらに久しぶりにその文章を書いて最初練習したときとの感触の違いというのが実感することもできます。
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Q16 検定試験での失点
 初めて5級の検定試験を受けた者です。反訳時の素朴な疑問があります。
 模範回答では漢字の部分をひらがなで書いたり、逆にひらがなの部分を漢字で書いた場合は失点の対象になるのでしょうか?
 また、漢字はトメ・ハネなど細かい部分までチェックされるのですか?
 [H15.5]

A16 検定試験での失点(ユー)
 回答用紙は、日本速記協会発行の「標準用字用例辞典」にのっとっています。
 今後も受験されるようなら、1冊買っておくと便利ですよ。
 ところで、漢字書き・平仮名書きの用字の採点基準については、「社会的慣用のあるもの」はミスにはなりません。この「社会的慣用」の基準は難しいのですが、一般的に書かれる表記ととらえてよいでしょう。
 なお、成績優秀者選考基準に「句読点、改行等、表記法についておおむね適当であること」とありますので、成績優秀者が複数人数いた場合、「標準用字用例辞典」による表記をしている者に賞が与えられることになります。
 私のHP、「速記技能検定試験要領」を参照してください。
 また、漢字のトメ・ハネについては、漢字検定ではないので、そこまではチェックしません。でも、きれいな字でなくても、正確な字を書くようにしたいものです。
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