1.書き出し符号と終了符 2.原文帳は1ページ3行に 3.一かたまり文節単位で 4.速記文字は常に中央に 5.原文帳いっぱいに使わないように 6.原文帳の左下端を常に持つ 7.速記文字を間違えたとき |
1.書き出し符号と終了符
文章練習をするとき、速記文字を書き出す前に書き出し符号「//」を書きましょう。この2線は、上から書いても下から書いても、また書き終わりをはじいてもとめても構いません。
書き終わったときは、終了符として、最後の速記文字の後に「メ」を書き、「○」でくくりましょう。メが先でも後でも、どちらでも構いません。
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2.原文帳は1ページ3行に
書道半紙を半分に切った原文帳は横長に使いますが、速記文字は1ページにつき3行ぐらいにとどめておきましょう。特に基本文字段階では長い線がたくさん入ってくるので、4行も書くと、前の行や後の行と重なることがあります。
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3.一かたまりは文節単位で
速記文字は、文節単位に書きましょう。文節というのは、自然な息継ぎをするときの最小の単位で、助詞等を含みます。
例えば「私は速記の練習をします」であれば、「私は」「速記の」「練習を」「します」と、4つのかたまりとなります。
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4.速記文字は常に中央に
速記文字は文節単位で書きますが、その文節の書き終わり位置のすぐ横から次の文節を書くのではなく、いったんその行の中央に戻り、少しスペースをあけて次の文節を書きましょう。
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5.原文帳いっぱいに使わないように
原文帳は、上端・右端・下端いっぱい使わないようにしましょう。上または下へ続く速記文字、右へどんどん続く速記文字が来る可能性もあります。
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6.原文帳の左下端を常に持つ
ページめくりをスムーズにするため、常に左手は原文帳の左下端をつまんでおきましょう。そのページの最後に来て初めて紙をつまみ、焦って余計にめくれなくなる人が多いので注意しましょう。
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7.速記文字を間違えたとき
速記文字を間違えると、その上に書き直す人がいますが、後でどれが書き直した速記文字かわからなくなるので、間違えた下に正しい速記文字を書くようにしましょう。時間があれば、間違った速記文字を二重線または山型の線を引いてわかるようにしておきましょう。
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