【H16.12】
Q26 「ああいう」の変化形《my省略文字》

【H17.2】
Q27 長音の書き方 【V式】

区切り線


Q26 「ああいう」の変化形《my省略文字》
 私は遙か昔に早稲田式の通信教育を修了している速記愛好者です。
 管理人さんの速記文字はかなり簡略化されており、非常に参考になります。
 「ああいう」の変化形は、どのように処理されているのでしょうか。
 [H16.12]

Q26 「ああいう」の変化形《my省略文字》(ユー)
 「my省略文字」、参考になりましたか? ありがとうございます。
 ところで、「ああいう」ですね。
 「こういう」「そういう」「どういう」と来ると、やはり「「ああいう」は?」との声も出るかなと思ってはいました。
 実際のところ、実務で「ああいう」という言葉はほとんど出てくることがないので掲載しなかったのです。
 でも、つくっているというか、考えてはいます。「どういう」をさらに90度左回りにした文字です。実際にこの言葉が出てきた場合、私はこういう形で書くかどうかは?です。
 本当は、「こういう」を「コ」、「そういう」を「ソ」、「どういう」を「ト」、そして「ああいう」は「ア(ノ)」の線ということで考えたのですが、「こういう」等の関係については「よう・ふう」がくっつくことが多いので、「こういう」等は直線にし、「よう・ふう」がくっつけば曲線に、ということにしたわけです。
 また、「こういって」関係というのもつくってはいます。「こういった」の円を反対側につけたたものです。これも、余り出てこないので、ほとんど使うことはありませんが。
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Q27 長音の書き方 【V式】
 「きーん」「こーん」「かーん」などはどう書くのでしょうか?
 [H17.2]

A27 長音の書き方 【V式】(TAKADA)
 長音は線尾を流しますよね。ンは、小円をつけますよね。だから、線尾を流して書いたその延長線上に小さい丸を書けばいいそうです。
 「コーンクリーム」と書くときに、「コー」と書いて、その延長線上に「ン」の小円を書いて「コーン」ですね。それから「クリーム」と書いたらいいそうです。
 V式の創始者はそう書いて見せたと、V式の大家のS・Kさんが書いているのを読んだことがあります。

A27 長音の書き方 【V式】(渓行正)
 まずは、五十音符号で書いてください。
 次に、長音の書き方を使うようになれば、あ列長音以外は流し線ですから、TAKADAさんの示されたように、延長線上に小円を書くわけですが、言葉はどんどんつながりますから、次の音を表す線の頭に小円をつけるようなつもりで書くとスムーズな連なりができあがります。
 「コーンクリーム」なら、「コンクリーム」と同じ形で、「コ」の末尾が流し線になって、小円の手前に空白があるということですかね。
[後日追加]
 V式の内容を「V式…速記入門」の範囲で説明していきたいと思いますので、ご了解ください。
 これによると、あ列線の流しは、「あ列+い」に限定していますし、い列線の流しも「い列長音」だけに使ってあります。
 最初の間は、なるべく同記法−−1つの符号を複数の言葉に読み分けることは避けた方がわかりやすいですし、またそれで十分に1級程度の速度にも到達できる符号量ですよ。
 なお、あ列長音は、「あ列+あ」で十分だとで思います。
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