【H15.12】
Q18 「避けて通れない」の書き方

【H16.3】
Q19 チャとタ、ヒャとヤ、プとヨ、パとワの速記文字

区切り線


Q18 「避けて通れない」の書き方
 「避けて通れない」という言葉に、「ご存知のとおり」という簡字の「とおり」は使えますか?
 また「とおり」は、「避けて」の「て」に引っかけられないので「け」へかけたら間違いですか?
 [H15.12]

A18 「避けて通れない」の書き方(ユー)
 ○○さんが言われるように、「避けて通れない」の「通れない」は、「ご存じのとおり」の「とおり」は使えます。
 ただ、「て」に「通る」は、引っかけることができます。ですから、できるだけ引っかけるようにし、もし「て」が余りにも小さかったり、また寝かせ気味に書いたため引っかけられなければ、「け」に文字に引っかけても構いません。
 なお、私も速記学校時代には、「通R」は前の速記文字に「ト」を引っかけていましたが、現在は、前の速記文字中央より頭を少し出して「ロ」の線で引っかけて使っています。というのも、例えば「通さ…」と「通ら…」は読み間違えるおそれがあるからです。
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Q19 チャとタ、ヒャとヤ、プとヨ、パとワの速記文字
 私はようやく早稲田式の50音の単語が書けるようになって、今、頑張って拗音とかを覚えているのですが、「チャ」と「タ」、「ヒャ」と「ヤ」、「プ」と「ヨ」、「パ」と「ワ」は同じ文字なんでしょうか?
 [H16.3]

A19 チャとタ、ヒャとヤ、プとヨ、パとワの速記文字(ユー)
 50音が書けるようになりましたか。よく頑張りましたね。もう少し頑張って拗音も覚えてしまいましょう。
 チャとタは、標準線(8〜10ミリ)という長さは同じですが、方向が違います。チャは左下から右上方向への線、タは右上から左下方向への線です。そしてチャの角度ですが、原則としてタよりも寝かせ気味に書きます。なお、後に続く線によっては同じ角度になることもありますが。
 また、ヒャとヤについては、同じ文字のように見えますが、ヒャは右上から左下方向の線、ヤは逆に左下から右上方向への線です。長さが同じですが、方向が違うということです。
 プとヨは、ヒャ・ヤと長さが違うものの、方向は全く同じ関係にあります。すなわち、プ・ヨとも長線(16〜20ミリ)ですが、プは右上から左下方向の線、ヨは逆に左下から右上方向への線となっています。
 さらにパとワは、パは標準線(8〜10ミリ線)、ワは短線(4〜5ミリ線)です。また、パは、ヒャの線からぐっと右上方向に少しだけ戻すように書きますが、ワは、どちらかというと○(丸)の右半分の円という感じです。
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