【H17.3】
Q50 速記の学習方法と年齢

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Q50 速記の学習方法と年齢
 私は小学2年生です。お母さんに速記のことを聞き、とても関心があります。どうしたら速記を覚えられますか?
 お母さんは、今やっている国語をがんばりなさいといいます。6年生ぐらいの読み書きはできるぐらいがんばっています。
 もっと大きくなってからのほうがいいですか? 普段できる速記の勉強方法はありますか?
 [H17.3]

A50 速記の学習方法と年齢(いちろう=たかひろ)
 ○○さん、すごいですね。小学2年生なのに、もう6年の読み書きができるのですか。
 ○○さんは、きっと本を読むことも好きなのだと思います。
 私は、○○さんはいまは、速記よりも図書館でいろんな本を借りて読むことに時間を使ったらよいのではないかと思うのです。
 速記は中学校へ行ってからでもいいのではないかと思うのですが、なぜ速記に興味を持ったのですか。速記をノートに利用しようと思っておられるのでしょうか。

A50 速記の学習方法と年齢(埼玉の速記兄ちゃん)
 私の長男○○の場合、小学校4年生のときに速記文字を真剣に覚え出しました。6年のときには、お手本を見ながらなら4級のスピードにも着いてきました。
 覚えようと思ったときが覚え時ではないでしょうか。その気になる時期には個人差があると思います。
 ぜひホームページ「速記の書き方」も参照していただきたいと思います。
 もしお近くなら埼玉県春日部市「武里大枝公民館速記ワープロクラブ」にも足を運んでください。とても行けない場合には、葉書なり手紙なりを通じてお教えいたします。
 速記文字はひらがな、カタカナより簡単に書けますから、理屈の上では幼稚園児でも大丈夫だと思いますが、○○さんは今度3年生になられるのでしょうか。国語が得意のようですから、そろそろ大丈夫じゃないでしょうか。ゆっくりのんびり少しずつ取り組んでみられてはいかがでしょうか。

A50 速記の学習方法と年齢(TAKADA)
 授業でメモを取るのには、すごく役に立ちます。だから、○○さんが速記の勉強を始めるのは、大賛成です。年齢は関係ありません。私は、高校生や大学生のとき、授業やテスト勉強に使って、大変役にたちました。なまじ中学生や高校生になると、高校入試や大学入試のことが気になって、速記の勉強が始めにくくなってしまいますから、そんなことを気にする必要のない今から始めたほうが、むしろ一番いいと思います。
 速記と一口に言っても、いろいろな方式があります。早稲田式、中根式、V式、石村式等々、何種類もありますが、相互に互換性はありません。1つの方式を覚えたら、他の方式に変えるのは、あまり容易ではありません。
 一番普及していて、簡単に教材が手に入るのは、早稲田式です。途中で速記の勉強をやめて、また後で再開したいと思ったときでも、また簡単に教材が入手できますから、私は、早稲田式をお勧めします。
 特別に教材を買わなくても、ここのホームページや、こことリンクしているSTENO2000のホームページに、早稲田式のテキストが載っていますから、それをダウンロードして印刷して勉強をされてはいかがですか。わからないところが出てきたら、掲示板で質問をすれば、ベテランの速記者がすぐに答えてくれますから、安心して勉強できます。
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