【H15.11】
Q24 衆議院速記者養成所の受験
Q25 男性速記士の数

【H16.1】
Q26 ステンチュラ/国会のタイプライター/ワープロ速記

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Q24 衆議院速記者養成所の受験
 かなり前から速記には興味を持っていたのですが、最近少し真剣に速記の道を考えています。進路として衆議院速記者養成所へ進みたいと思っていますが、志願者数、合格者数、平均倍率などを知りたいです。知っていたら教えてください。
 [H15.11]

A24 衆議院速記者養成所の受験(ユー)
 確かな情報ではありませんが、2年前には70〜80人の志願者があったという話を聞きましたので、合格者は15名以内ということからして、倍率は5〜6倍というところでしょうか?
※平成16年9月の新聞では参議院速記者養成所が、また同年10月の新聞では衆議院速記者養成所が生徒募集を取りやめるとの報道がされました。

A24 衆議院速記者養成所の受験(タッチ)
 衆参養成所が統合方向ということで、採用はどうするのかなと思っていましたが、平成16年度は例年通りのようですね。
 養成所HP(衆議院HP)です。http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_saiyo.htm
 ついでだから、参議院での募集要項です。http://www.sangiin.go.jp/japanese/jimukyok/sokki/sokki1.htm
[参考]参議院HPトップ http://www.sangiin.go.jp/
    衆議院HPトップ http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index.htm
※平成16年9月の新聞では参議院速記者養成所が、また同年10月の新聞では衆議院速記者養成所が生徒募集を取りやめるとの報道がされました。
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Q25 男性速記士の数
 男性の速記士はどのくらいいるのでしょうか?
 [H15.11]

A25 男性速記士の数(タッチ)
 どのくらいいるんでしょう? 私も知りたいです(^^ゞ
 あくまでも印象に過ぎませんが、民間の速記会社では、何となく女性が多いような気がします。個人事務所も含め、女性の経営者・創業者も少なくないですし。
 かといって、それでは男性が少ないかというと、そんなこともないように思います。
 「速記士」なら、日本速記協会が発行した「速記士証」関連で人数を数えればいいかもしれませんが、必ずしも速記士証を持っている人だけがプロ速記者を名乗っているわけでもないので、現実には、カウントは不可能でしょうね。

A25 男性速記士の数(ユー)
 タッチさんの言われるように、男性速記士数は、不明ですので数字を申し上げられません。
 参考になるかどうかわりませんが、「平成14年日本速記協会名簿」(日本速記120年記念会発行)によると、約1000名の名前が掲載されており、そのうち男性は、過半数割れですが、ほぼ半数となっています。
 ただ、この名簿には、少数だと思いますが、(1級・2級)速記士の資格を持っていない人も含まれているでしょうし、またこの名簿に掲載されていない人もいます。
 私が速記学校に在学中は、70〜80名中、男性は3名でした。その後、ふえていたようですので、私たちの時分が一番男性が少なかったのかもしれません。
 しかし、速記の仕事をしている人は、関西において、私の知っている範囲では男性の方が多いように思います。

A25 男性速記士の数(天然堂)
 私はユーさんの少し後輩ですが、そのころは1学年80名のうち男子は20名ぐらいいました。ただ、地方議会などへ速記者として就職したのは男子ばかりで、女子は一般の会社へ進んだ人が多かったですね。
 逆に、国会速記者、それから裁判所速記官(養成がストップしたままですが)は圧倒的に女性が多いですね。
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Q26 ステンチュラ/国会のタイプライター/ワープロ速記
 ステンチュラというのはどのようなものでしょうか?
 また、国会で使っているタイプライターはどのようなものですか?
 ワープロ速記というものも気になります。スピードワープロとはまた違うのですか?
 [H16.1]

A26 ステンチュラ/国会のタイプライター/ワープロ速記(ユー)
 ○○さんは器械速記について興味をお持ちのようですね。仕事として考えているのでしょうか?
 「ステンチュラ」というのは、電子速記タイプライターです。
 これは、アメリカのステノグラフ社というところで製造していますので、パソコンを買うような感じで日本の電気屋さんへ行けば買えるというしろものではありません。また、価格も数十万円はするそうです。そして、今のところ、主に裁判所の速記官が従来のソクタイプにかわって使っているものですから、大阪のある会社では指導しているものの、全国的に見た場合、指導者体制はどうなっているのか不明です。
 でも、速記官にとっては非常にすばらしいもののようです。今後、民間の速記者も使用するようになるのでしょうか? 私にもまだわかりません。
 国会では、速記用のタイプライターを使っていると聞いたことがありません。
 反訳(速記文字を普通文字に直すこと)作業で速く入力するため、以前ワープロにたくさんの略語登録を行っていたようですが、そのことではないでしょうか。これがいわゆる「ワープロ速記」というものです。特殊なワープロやキーボードを使っているわけではなく、またワープロで速記するというものでもありません。なお、現在はパソコンで反訳しているようです。
 特に、富士通のワープロには親指シフトキーボードというものがあって、キー配列が3段になっているためブラインドタッチ(キーボードを見ないで入力)しやすくなっており、それに略語登録をすることによってさらに速く入力できるようになっています。
 一方、「スピードワープロ」というのは、特殊なキーボードによって高速入力する器械のことです。
 例えば「ステノワード」というスピードワープロは、普通のワープロとは違い、文字入力キー数が10個しかありません。これはスピードワープロ学院というところで養成しているようですが、高速入力用キーボード代や指導料はどのくらい要るのでしょうか?
 最近は器械速記がよく話題に上りますが、かばんの中にもすっぽり入る紙とシャープ、これさえあればどこでも記録できる手書き速記というのもすばらしいと思います。
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