【H14.11】
Q1 年齢制限/履歴書/学習時間/学習費用

【H14.12】
Q2 指導場所/学習本

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Q1 年齢制限/履歴書/学習時間/学習費用
 速記について質問します。
 年齢制限はありますか?
 また、履歴書に書けますか? 書ける場合は何級からですか?
 その級をマスターするにはどれくらい時間がかかりますか?
 費用はどれほどかかりますか?
 [H14.11]

A1 年齢制限/履歴書/学習時間/学習費用(ユー)
 まず年齢制限ですが、速記を習う年齢制限なら特にないですよ。
 なお、私がサンハートとして開催している速記講座では「中学生以上」としています。私の知っている速記者も、ほとんどが中学生のころに興味を引かれて学習し始めたようです。上の年齢は、私の講座では70代の人も何人か頑張っていましたし、今も頑張っている人がいます。
 また履歴書ですが、これは文部科学省認定の資格ですからもちろん書くことができます。何級から書けるかは、その履歴書を出すところにもよると思います。とにかく速く書ける特技を持っているということをアピールするのであれば一番下の6級からでもよいでしょう。参考までに、日本速記協会のHPにも「速記技能検定試験」の項に、簡単にですが、履歴書云々とあります。
 学習時間については、私が通っていた速記学校では、午前中の授業のみ2年間で最高級の1級を取った人はごくわずかで、3〜2級が多かったですね。でも、今は学校でも速記以外のいろいろな科目を勉強するようで、1〜2級を取る人はいないのじゃないかなと思います。
 費用は、本格的に学ぶのであれば、例えば大阪の「日本医療秘書専門学校」では、昨年14年度の速記情報学科の初年度学費は85万円でした。また、国会の衆議院・参議院の速記者養成所では、何と、授業料や教科書代等は不要な上、手当・給料等をいただきながら勉強ができます。さらに通信教育の早稲田通信教育センターでは、全科コース12カ月で47,000円、速習コース6カ月で28,000円のようです。これも、日本速記協会のHPの「速記を学習するには?」の項で、学習できる場所を掲載しています。でも、もしかするとあなたの家の近くに気軽に学習できる場があるかもわかりませんよ。

A1 年齢制限/履歴書/学習時間/学習費用(タッチ)
 私、今の会社に入るとき提出した、履歴書の最終学歴のところに「○○速記塾卒」と書いたんですが、社報の「新入社員紹介」にそのまま載ったので、ちょっとびっくりしました。もう20年前の事ですが。
 履歴書に書けるかどうかというと、日速協(日本速記協会)は、有料ですがちゃんと合格証明書も発行してくれますので、問題はありません。
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Q2 指導場所/学習本
 速記に大変興味を持ったのですが、なかなか参考になるホームページが見つかりませんでした。しかし、このホームページに出会って、参考になる部分が多く、大変役に立っています。
 私は神奈川に住んでいるのですが、近くに学校や同じ志を持った集まりを知りませんか?
 また、速記に関する本を近くの本屋でしらみつぶしに探したのですが、見つかりませんでした。
 [H14.12]

A2 指導場所/学習本(ユー)
 速記を学ぶ場所ですが、神奈川県では「早稲田速記横浜教室」(横浜市神奈川区白楽86 電話045−431−4945)がありますよ。問い合わせてみると、水曜日18〜20時と日曜日10〜13時の週2回教えているようで、授業料は1カ月18,500円ということでした。
 速記サークル的な存在としては、横須賀で指導されている人がいます。この方の速記方式は松崎式です。
 また、天然堂さんのホームページでは、「平塚なでしこ公民館」(平塚市撫子原12−54 電話0463−34−5011)でも学ぶ場があるようです。
 速記の本については、インターネットでちょっと調べてみると、取り寄せ可能な本として、
1.「速記が書ける 入門早稲田式」(著者:川口晃玉 出版社:早稲田教育出版 価格:1456円 発行年:1994年)
2.「早稲田速記入門」(著者:早稲田速記指導部 出版社 南雲堂 価格:2136円 発行年:1978年)
3.「速記の習い方 独学で上達できるモリタ式」(著者:谷田達弥 出版社:金園社 価格:1600円 発行年:1990年)
4.「石村式 やさしい速記読本 かな文字から導き自然に覚える」(著者:石村嘉之禧行 出版社:文芸社 価格:1000円 発行年:2002年)
5.「V式でらくらく合格速記入門」(著者:小谷征勝 出版社:オーエス出版 価格:1200円 発行年:1998年)
というのが出てきました。
 速記方式にはたくさんの種類があるのですが、1・2が早稲田式、3がモリタ式、4が石村式、5がV式です。
 独学の場合、どの方式で学ぶかは、テキストの有無以外、知り合いに、または近くにその速記方式をやられている人がいることをまず確認しておく方がよいですね。
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