【速記の適不適】(H15.9〜)
5−1.速記が好きかどうか
5−2.気が長い等
5−3.文字を書くのが好きな人等
5−4.やる気のある人

【速記の活用法】(H15.11〜)
6−1.活用法は探せば幾らでも
6−2.人の話を書くだけじゃない
6−3.やっぱりメモ
6−4.速記中のメモ/名刺等

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5−1.速記が好きかどうか…北の道楽おやじ
 速記学習について、どういう性格の人が向いているのかは議論がわかれるところですが、アマチュア速記ならば特に問題はありませんね。
 要するに、速記文字を覚えることが苦痛にならない、識字能力がある、ということでしょうか。基本文字はどうしても暗記をしなければいけません。それと、速記文字の長さ、角度、曲直の識字能力があれば問題はありません。
 国語力等々は速度練習などをしていれば身につきますので後は本人の努力次第です。
 速度練習は単調なものですが、この段階を楽しく練習をすることができるかどうか、苦痛に感じるかどうかです。速度練習では個人差がでますので、自分のペースで練習が継続できるかどうかです。書けないときには幾ら練習をしても書けないので、辛抱強くこつこつ練習をできなければいけません。
 速記法則を覚えることが楽しいか、苦痛であるかでも大きく左右をします。
 速記の学習が向くか向かないかは本人の努力次第ということです。後は各学習段階における速記の利用方法を見つけることです。6級の実力でも速記の使い方は幾らでもあります。要は速記が好きかどうか、だけのことです。
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5−2.気が長い等…パナおやじ
 ★気は長い方ですか?
 気は長く持つべし。結果を焦らないこと。
 最近、だんだんと結果を焦ってしまうというような短絡思考の風潮になってきているのではないでしょうか。独習者の方にはなおさらですが、速記の基本文字の段階では速く書ける文字だとは思えず、つい挫折してしまいがちです。
 繰り返しますが、気を長く持ってください。速度練習をするようになれば、だんだんとおもしろくなっていくと思います。
 ★信じやすい性格ですか?
 必ず速記がマスターできると信じること。
 特に、最初の段階は本当につまらなく感じます。本当に速く書けるんだろうかという不信感に陥りがちです。また、1人で学習しているとなおさらです。この文字で速く書けるようになることをぜひ信じてください。
 ★文字を書くこと、文字を読むことは好きですか?
 「漢字を書くのが面倒だから、速記を習った」という人がいたそうな。これは論外ですが、まず第一に文字を書くことが好きであるかが不可欠です。
 また、新聞や本などの活字を読むことが好きか。これも大切です。
 ★漢字の書き取りは好きですか?
 検定試験では書き取った速字を見ながら原稿用紙に反訳します。さながら漢字の書き取りテストのようなものです。苦手な人は一層の努力を要します。
 ★あなたの性格はどんな性格?
 地道でこつこつ努力するのが、速記を学ぶ上で大切なことと思います。
 以上、そんなに多く考えられませんでしたが、お送りいたします。
 私にとって、速記は初めて自分から勉強しようと思い立ったかけがえのないものです。これからも長くこの文字とつきあっていこうと思っています。
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5−3.文字を書くのが好きな人等…南の道楽おやじ
 速記をするのに向いている人とは、まずは、文字を書くのが好きな人。
 本を読むのが好きな人。静かな闘志を燃やす人。持久力のある人。
 何らかのハンディを持った人。(ハンディのない人は、根性が不足する場合が多い。)調査が好きな人でしょうね。
 人の話を、黙って聞ける人。自分から勉強できる人でしょう。他の分野にも通じますけどね。
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5−4.やる気のある人…ユー
 既に3人の方が述べられているので、もう改めて言うことはありません。
 私は、不適な人というのは余りいないように思います。このHPをご覧になってくれている方なら、絶対「適」な人でしょう。
 問題は、その人の姿勢です。やる気があれば、まず大丈夫です。年齢を気にされる人もいますが、私が指導した方の中には70代の方もおられますし、それほど心配することはありません。
 でも、その人の環境・性格等によって習得期間が異なってくるのは事実です。
 速記は習って損をすることはありませんので、一度挑戦されてはどうでしょうか?
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6−1.活用法は探せば幾らでも…おやじ
 速記の活用法は学習段階によっていろいろな場合があります。
 検定試験の1級、2級に合格をしなければ、速記の使い道がないという考え方は大きな間違い。
 検定試験の級に関係なく使用できるのは、日記、手紙の下書き、メモ、学生だったら授業の板書、秘密?を守りたいメモ等々幾らでもあります。
 6級、5級程度の実力があれば、メモや原稿の下書きはかなり楽なはず。
 4級程度の実力があれば電話のメモ、授業の板書、英語の時間には先生の直訳は楽勝ですね。
 3級の実力があれば勤務先会議、要点速記は楽勝です。プロ速記者にならないのならば、日常生活には十分に間に合います。
 速記の楽しさ、おもしろさがわかるのは3級に合格をするかどうかです。速度に関係なく速記の楽しさ、おもしろさに気がつけば、速記の学習は楽しくなるはず。
 速記の副産物として、速記法則を応用したパソコンの単語登録もありますね。
 速記法則を覚えてパソコン入力では、高頻度の言葉は単語登録をして楽をしましょう。
 速記の活用法は探せば幾らでもあります。
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6−2.人の話を書くだけじゃない…どんこびっ
 速記は、どんなところでも、言葉あるところ、紙と筆記用具さえあればすらすらスイスイーと書けるのです。言葉として発しなくても、自分の思考を忘れないうちに書き留めるのにも使えるのです。何も人の話を書くばかりではないのです。
 具体的にお話しましょう。電話で話す時、メモ紙を置いて、相手が話すのをそのまま書き取ります。「もう一度言いましょうか。」「いえいえ、その必要はありません。」というわけで、電話代の節約になります。生涯を通じると、相当の節約になるでしょう。
 出張の時には、相手の話を残らず書いてくると、濃密な復命書ができます。テープレコーダーを相手の鼻先に出したら、いやがられますが、速記は全然そういうことがありません。
 毎朝、今日やっておくべき仕事を速記でメモします。それに優先順位を付けて、片端から片づけていきます。すこぶる能率的です。
 情報カードとボールペンを常に持ち歩いていますが、アイデアを忘れないうちに書留められます。カラオケに行った時は、他人の歌を書き取って、ちゃっかり覚えてしまいます。
 喫茶店で、おもしろそうな話が隣の席から聞こえてきたら、カードに書き取ります。次の講演会のネタに使えることがあります。
 日記の都合の悪い部分は、速記で書きます。永遠に、自分しか読めない符号で書きます。
 速記法を応用して、パソコンに単語登録すると、パソコンがめちゃくちゃ楽しい。ゆっくり打って、他人より楽に、早く仕事が済んじゃうのです。
 飲みニケーションの時に、「あなたの名前は、こんなに簡単にサイン化できます。」とやると、女の子にもてるんだなあ。「きゃー、私のも書いて。」ときますよ。
 もっと、いろいろありますよ。みなさん、速記って楽しいですよー。
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6−3.やっぱりメモ…ユー
 速記を使って便利な活用法というと、やはりメモです。
 メモと言ってもいろんなメモがありますが、私は、電話でのメモ、会議などでのメモのほか、手紙や原稿などの下書き、きょうの予定や買い物などの覚書などにも使っています。
 病院へ行くときなども便利です。尋ねたいことをあらかじめ速記文字でメモしておき、話をしながら医者の話もメモるのです。こういうときは、暗書ができるようにしておくといいですね。顔を見ないで下を向いてメモばかりしていると嫌われるでしょうが、顔を見ながらメモができればスムーズに話ができます。
 また、電車に乗っている最中にメモりたいときなども重宝します。速記文字だと字の汚さがわからないし、見られても内容を知られることはないですから。
 年とともに忘れることが多くなりますが、いつでも、どこでも、紙とシャープさえあれば即座にメモできる速記は本当に便利です。録音するとなると、あらかじめ録音機やマイクを用意しないといけないし、いざ再生して聞こうと思ってもその場所を探すのに手間取りますが、速記メモなら、紙をパラパラとめくるだけで簡単に探し出すことができます。
 でも、速記でメモるようになってから困ったのは、漢字を忘れてしまったことです。文章を打つのもパソコンなどを使いますし、字を書く機会が少なくなったのが原因です。また、字を書かないから汚い字がますます字が汚くなってきたという副作用もついてきました。
 とにかく、速記は仕事としての手段だけのものではありません。
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6−4.速記中のメモ/名刺等…ako
 私は一応速記で生活しています。
 速記中に不明点を速記メモにして、その場で聞くようにしています。
 プライベートでは原稿の構想、会った人の印象・ポイントを名刺の裏にメモしておいて助かっています。一番活躍しているのは日記・スケジュールメモでしょうか。
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